うぃずOne導入現場をご紹介

音更町のトマト栽培用ハウスにてうぃずOneシステムの設置を行ったときの様子をお伝えします。

うぃずOneとは設置、移動が容易で導入コストを安価に抑えながら養液栽培をすることができるキットです。
ミニシステムと呼ばれる潅水制御盤を使い、バルブの開け閉め、曜日や時間ごとにタイマーをセットすることができます。
本体は電気ではなく電池で動くので、電気が来ていないハウスでも使用することができます。
基本的には発泡スチロール製の栽培箱を用いての栽培になりますが、今回はココカラバッグを使用しての栽培となっています。

ココピート(ヤシ殻培地)の特徴

圧縮したココピートを袋に入れた施設園芸専用の培地です。

ココピート(ヤシ殻培地)の特徴

  1. 天然有機質100%の培地
  2. 天然のトリコデルマ菌で症害虫を抑える効果があります。
  3. 高保水性・高排水性・高通気性
  4. 環境配慮の循環型資材で使用後は土壌改良剤として再利用可
  5. 土の10分の1の重さで作業がしやすいです。
  6. pH調整が不要。多くの植物が好む弱酸性(pH:5.5-6.0)

ココカラバッグの特徴

  1. 1つのバッグが病気になった時、問題のバッグだけを素早く交換できます。
  2. 培地内で根域制限がされるので、肥料や水分量が作物にいきわたりやすく、コントロールもしやすくなります。
  3. 土での栽培に比べて、肥料の量や潅水量を抑えることができます。
  4. 袋に入っているので作業時の培地の入れ替えもしやすく、作業効率も上がります。重さは土の約1/10と軽量で持ち運びも簡単です。